皆さんは、さいたま市長の退職金がいくらかご存知でしょうか?実はその額、最大で約3,000万円。 しかも、たった4年間の任期を務めるだけで、これだけの退職金が支給される可能性があるのです。この数字、驚きませんか? 私たちの税金がどのように使われているのか、なかなか見えにくいのが実情です。 しかし、その中でもとりわけブラックボックスになりがちなのが、首長や議員の報酬・手当・退職金といった“政治家の財布”です。%3Ciframe%20width%3D%221280%22%20height%3D%22720%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FieQK401Q3ME%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%3E%3C%2Fiframe%3Eさいたま市の市長報酬:年収2,350万円の現実現在のさいたま市長の年収は約2,350万円にも上ります。 一昨年、自らのボーナスを引き上げ、昨年には市長給与を増額。 さらに退職金については“満額受け取る”ことを明言しています。なぜ、こうした報酬増が可能になってしまうのか? そこには、市長の強力な人事権と予算編成権、そして市議会との癒着的構造が横たわっています。通常であれば、こうした議論は市民の批判やチェックが入るところ。 しかし、さいたま市では市長与党となる会派が市議会を安定多数で占めており、 報酬の引き上げが事実上スムーズに進んでしまうのです。任期4年で退職金3,000万円という構造的問題さらに問題なのは、“退職金”という制度の設計そのものです。たった1期(4年)務めただけでも、約3,000万円の退職金が発生。 これが2期、3期と続けば……その額は簡単に5,000万〜1億円に膨らみます。民間企業であれば、これほどの金額の退職金はほとんど存在しません。 ましてや「自己都合退職」的な意味合いの強い地方自治体の首長ポストにおいて、 ここまで厚遇される理由は、市民の感覚とは大きく乖離しています。市議会議員の報酬・手当の実態もスルーできないさいたま市の市議会議員の数は60名と政令市の中でも比較的多い方です。 その報酬は年収ベースで約1,000万円前後、ここに政務活動費や期末手当が加わります。一部の議員に対しては、活動が見えにくい、議会出席以外の実績が不透明といった指摘もあります。 政党名や知名度だけで当選し、実質的な政策提言や住民との対話が乏しい例も後を絶ちません。税金の使い道を見直す、それが“再起動”の第一歩私、沢田良はこのような“見えにくい税金の使い道”を、徹底的に見直していきたいと考えています。まず、市長や議員の報酬体系を見直すと同時に、 市民と対話しながら“役職にふさわしい報酬”と“説明責任の明確化”を図ります。その第一歩が、「市役所効率化本部」の創設です。 これは、市役所内の人事・予算の見直しを含む全庁改革の司令塔となり、 市政全体を市民目線で再設計するためのものです。さらに、補助金・外郭団体・公費出張など、“公金の見える化”も並行して進めます。 市民の信頼なくしては、税の使い道も、政治の改革も実現できません。「知ること」から始まる政治参加この問題は、「政治家の待遇が高すぎる」という感情的な話にとどまりません。本質は、市民が税の使い道に無関心になった時、行政の優先順位が“市民”から“組織”へとすり替わってしまうことです。今こそ、さいたま市政を“再起動”するタイミングです。 その第一歩として、私たち市民が税金の使われ方にもっと関心を持つこと。そして、「おかしい」と思ったことを、しっかりと声に出すこと。それが、未来のさいたま市を“動かす政治”へとつなげる力になるのです。あなたの声が、街を変える。 税金の使い道に、納得していますか?動かすのは、今。そして、動かすのは私たち市民自身です。“最前線で動ける政治家”として、私はこの都市の未来に責任を持ち、全力で前に進みます。沢田 良(完全無所属・2児の父)