こんにちは。さいたま市長選挙立候補予定者の沢田良(さわだりょう)です。今回は私の政策提言の中でも、“都市の骨格を再設計する”重要な構想、「次世代モビリティとテーマゾーン戦略」について、詳しくご説明いたします。「便利だけど、都市の顔がない」さいたま市が抱える静かな違和感「さいたま市って便利だけど、どこが中心なのか分からない」「横浜なら“みなとみらい”、福岡なら“天神ビッグバン”、大阪なら“うめきた”。でも、さいたまにはそういう象徴がない」これは、私が市民の皆さんから直接聞いた言葉の中で、特に印象に残った声の一つです。確かに、さいたま市は交通も整っていて、生活利便性は高い。けれども、“都市としての一体感”や“物語性”、“誇りを感じられる象徴的空間”には欠けている。この「見えない不満」を、私は都市再構築のチャンスと捉えています。都市全体を“テーマゾーン化”せよ— 歴史と個性を活かし、まちを再定義 —さいたま市は、かつての4つの旧市(浦和・大宮・与野・岩槻)が合併してできた都市です。それぞれが持つ歴史・文化・風土は大きく異なります。その違いを“ばらつき”と捉えるのではなく、“強み”として戦略的に活かす。それが私の掲げる「テーマゾーン化」構想です。◾ 浦和:文化・教育・スポーツの街へ文教都市の伝統を基盤に、アート・音楽・スポーツイベントを育成埼玉県庁やレッズの拠点性を活かし、“知と感性の都市拠点”に進化◾ 大宮:ビジネス・エンタメ・観光の玄関口へ鉄道博物館、氷川神社、スーパーアリーナなどの観光資源を統合首都圏ゲートウェイ都市として再整備し、滞在・宿泊機能も強化◾ 与野:芸術と緑の都市居住ゾーンへ与野公園などの自然と美術館を軸に、住まいと芸術が融合する街へ子育て世帯やアーティストが暮らしやすい“都市型パークシティ”に◾ 岩槻:伝統と匠が息づく歴史と田園の街へ人形の町としての歴史や文化を現代の観光・教育に再編集和の体験・田園観光・食文化を発信する“和のテーマエリア”に「都市をつなぐ」次世代モビリティ構想— 自走式ロープウェイで回遊型ネットワークを形成 —ゾーン同士を分断せず“つなげる”ことで、都市の魅力と機能は最大化します。その鍵を握るのが、次世代モビリティの導入です。私が掲げる具体策は、「自走式ロープウェイ」の導入による都市内循環ネットワークの構築です。各ゾーンが“点”ではなく“線”と“輪”で結ばれ、市民の移動や観光客の回遊性が大幅に向上します。自走式ロープウェイとは?地上交通の影響を受けないため、渋滞回避&定時性抜群車体が自走するため、設置コストが低く、短期間で整備可能景観性も高く、乗ること自体が観光資源に快適で楽しい「さいたま流モビリティ」を実現します。%3Ciframe%20width%3D%221280%22%20height%3D%22720%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2Fe0izi5JaF7g%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%3E%3C%2Fiframe%3E「さいたまらしさ」をデザインする— 歴史を尊重しながら、未来に向けてブランディング —テーマゾーン化によって生まれるのは、“顔の見える都市”です。「今日は浦和でアートイベント」「大宮で仕事帰りにライブを楽しむ」「週末は岩槻で和文化体験」このような“日常に非日常がある暮らし”こそが、定住人口を支え、観光人口を呼び込み、都市のブランドと経済を持続可能にする力になります。そして何より、歴史や伝統を無視せず、それぞれの旧市の“誇り”を次世代に繋いでいくこと。これが、さいたま市という合併都市において、最も重要な行政姿勢だと私は考えています。「顔のある都市」へ、いまこそ再構築を私たちのさいたま市には、可能性も資源もあります。足りないのは、それらを戦略的に“つなぎ”、活かすビジョンです。移動が快適で楽しくなる地域ごとにワクワクする理由がある住む人にも、訪れる人にも、語れる“物語”があるそんな都市を、私は市民の皆さんと一緒に創り上げたい。“顔のない都市”から、“語りたくなる都市”へ。動かすのは今。未来を描ける都市へ。沢田 良(完全無所属・2児の父)